passyoo(パッショ)の日記

不安、うつ、抗うつ剤を克服した経験をつづったサイトです

不安に耐える力は単なる”技術”である(抗うつ剤なしで不安を解消する方法その24)

 

 

室生犀星 『五月』

 

悲しめるもののためにみどりかがやく

 

くるしみ生きむとするもののために

 

ああ みどりは輝く

 

 ************************************************************************

 

 

 

 

 時には苦しい夜がある。

 

 苦しい日々もある。

 

 しかし、あなたがたどった道は、

 

 あなたが思うよりずっと輝いている。

 

 

 

 

 

 

落ち込んだり、未来に不安を感じたり、

 

自分はダメな人間だと悲しくなったり、

 

執着したり、

 

絶望したり。

 

 

後悔し、自分を責めて・・・・

 

 

泣きたいのに泣けない。

 

 

そんなあなたの苦しさがよくわかる。

 

 

 

しかしどうか、少しずつでも、元気になり、

 

喜びを感じて生きていけるようになってほしい。

 

自分が素晴らしい人間であることに気づいて、

 

誇りをもって生きてほしい。

 

 

 

あなたが幸せを感じ、

 

落ち込みから少しでも回復し、

 

心を元気に再生させることこそが、

 

あなたを大切に思っている人の喜びであり、

 

こうしてブログを書いている私の本当のしあわせでもある。

 

 

あなたが元気になり、癒され、ゆっくりとでも前を向いてゆくことこそが、

 

 

 

あなたの社会的使命なのである。

 

 

 

それによって、あなたは人を真に、しあわせにすることができるし、

 

勇気づけることができる。

 

他者にパワーとエネルギーを、与えることができるのである。

 

 

 

 

○自分のなかの力を信じること。

 

 

辛い時に、はまりこんでしまうことも人間だからある。

 

 

あなたには背負ってしまった深い傷あるだろう。

 

辛い傷が。

 

しかし立派に耐えて生き抜いている。

 

 

 

 

何かにすがりたくなって、

 

過ちとまではいかなくても、

 

少しコントロールできないような感情や行動を、

 

とってしまったこともあっただろう。

 

 

しかし、信じてほしい。

 

 

 

あなたの中には正しい力が眠っている。

 

その力は、

 

必ず芽吹く。

 

 

 

 

人間は、

 

落ち込みをひきおこした事象に注目してしまいがちだが、

 

自分のなかのうまくいっているところ、

 

 今までできているところ、

 

良い成果にも

 

ちゃんと注目してみよう。

 

 

 

気持ちが落ち込むのはわかる。

落ち込むような事象や、

自分の至らなかった点に考えが没頭してしまうのは、

 私も同じ傾向があるので、よく理解できる。

 

 

 

しかし、ここからが「技術」になる。

 

気分は最悪でも構わない。

 

 扁桃体がマイナスの感情で脳をジャックしているから、そこは仕方ない。

 

 

 

その状態であっても

 

もう半分の意識のなかで、

 

良い出来事、自分がやって来た成果にも注目するのである。

 

意地で、そちらも意識するのである。

 

 

 

成果など大それたものでなくてもよい。

 

 例えば、こんな風にこの文章を読んでいる間、

 

何となく落ち込みが軽減したことなどでもよい。

 

 

 

軽減させたのは私ではなく、

 

あなた自身なのだ。

 

 

 

あなたの脳が反応し、

不安や苦痛をちゃんと処理したのだ。

 

 

あなたにはそのパワーがあるということ。

 

そしてそれを鍛練したり発達させれば、

 

その力も大きく成長してゆくものだということ。

 

 

 

 

そんな風に「ささやか」と自分で感じられるようなことで充分だ。

 

 

その事象に、もう少し注視してみよう。

 

 

 

ここからは私の体験だが、

 

感情は落ちているのだが、それでもなお、

 

それはそのままにして、

 

上記のようにやってみた結果、

 

本当に事態が好転するようなことが起きることが多々あったり、

 

よい結果が得られたりした。

 

結果、気分も上向きになった。

 

 

 

なぜ、いい事象に注視すると、

 

いいことが起きやすくなるのか?

 

いいほうの情報に、よりウエイトを置くと、

 

それに類似したよい事象や、よい結果を得られるのか?

 

 

 

おそらく無意識化で、微妙に行動が変わって行くからだと思う。

 

また抽出する情報選択が、自分のなかで変化するからだろう。

 

 

行動が変われば、

 

得られる結果も当然変化してゆく。

 

そのためには、

 

プラスの事象に注視するのがコツだ。

 

 

 

 

私もこのやり方はまだ道半ばだが、

 

 

 

自分にとって良い情報をあえて意識のなかで抽出し、

 

注視してみよう。

 

 

 再三書くが、この作業は感情がメタメタであっても、

どんなに落ちていても構わない。

 

情報を抽出・注目する作業に感情は必要ないからだ。

そしてその注視や意識する時間は頑張って20秒くらいやってみよう!

 

実験だと思って、やってみてください。

 

 

 

そうすると、よい出来事が本当に起きやすくなるので、

 

ぜひ試してみてほしい。  

 

 

 

 

あなたには、ちゃんと力がある。

 

 

それを供に信じていこう。