passyoo(パッショ)の日記

不安、うつ、抗うつ剤を克服した経験をつづったサイトです

苦々しい自己嫌悪の正体を見極める

さてどうしたものか。

 

ここにアップするための癒しの画像をネット上で探していたら、

なにか地雷を踏んだらしく、

 

 

 

目の下のどす黒い金正恩のアップ写真で、

「え! ロシアにミサイル撃っちゃったの!?」

と言っている画像が、タブレットの待ち受け画面になり、

何をどうやっても変更されなくなってしまった。

 

 

 

買いたてのタブレットをオンにするたび、

 

金正恩のアップである。

 

そんな中年女はあまり見かけない。

 

 

ウイルスかなにかだろうか?

 

とても悲しい。

 

 

 

 

さて、

前回に引き続き、失敗した自分を許せなくなり、

無価値感や自分が自分であることの恐怖にのたうちまわっていたが、

ここのところ落ち着いてきた。

 

 

もちろん抗うつ剤も飲んでいない。

飲んでいたのは伊藤園のトマトジュースと、沖縄産もずく酢くらいである。

 

 

 

自己嫌悪。

この厄介な癖。

ほっとくと思考も感情も暴走し、自分を傷つける。

まあ、たしかに失敗をしてしまったのだから、当然である。

しかしあまりにその感情が強いと、生活もままならなくなってしまう。

人間は幸福になり、前進するために生きているのだ。

どうにかコントロールしなければならない。

 

 

 

そこで自己嫌悪とは、なにかということを考えた。

 

 

 

自己嫌悪とは、

リスクに対する警鐘である。

 

 

 

そのやり方だと危機に陥る、と脳が判断しているのだ。

 

本当に危機に陥るかどうかは別においておいて、

自分の行動によって生じるであろうダメージをリスクとして認知し、

「オイオイ、ふざけるな。ヤバイだろう。いい加減にしろよ。どうにかしろよ、貴様」

と、かわいく警告をしているのだ。

 

 

それが自己嫌悪の正体である。

 

 

だから、リスクを減らすようにすれば、感情も次第に落ち着いていく。

 

 

このままじゃいけない。

なぜ、あんなことをしてしまったのだろう。

     ↓

では、どうすればあの行動によって生じたリスクを回避できるだろう?

 

 

 

そう思考を切り替える。

 

そうすると、

やらなければならないことがおぼろげに見えてくる。

やらなければならないことは、

「やりたくなかったことだ」

やってしまうと失敗したり傷ついたりする可能性があるからだ。

もしくは情報が足りなくて、どのように行動していいかわからなかったものだ。

 

 

情報が足りない場合は、ネットよりも、

人に直接聞いたほうが格段に質が高くなる。

 

 

そうしてやらなければならないことについて、

地道に情報収集をしていくと、

少しずつ、恐怖が妄想だったことに気づく。

リスク対応への筋肉がついてくるのだ。

 

「ママ~? 何してるの~? こわい~」

と言われても、ひたすら続けていく。

腹筋が6パックに割れていくのと同じ原理だ。

 

 

 

また自己嫌悪しているときは、

自信を喪失しているものだ。

 

 

自信をもてるようにするにはどうするか。

 

 

私自身のやり方だが、

「3秒だけ演じる」

をやってみる。

 

 

この3秒はなんの根拠がなくてもいい。

とにかく、うまくいく自分、自信を持ってしかるべき自分、状況は打開できる能力のある自分、

これを3秒だけ演じるのである。

そういう感情を疑いもなく3秒だけ持ってみる。

 

 

ずっとその感情のまま生きることができればいいのだが、

なかなかそうはいかない。

脳がリスクを感知し、警鐘しているからだ。

このまま自身の従来の行動を盲信しすぎると危ないかもしれませんよ、とサインを送っているのだ。

だからそのサインをくみとり、行動を起こさなければ、自分というものは納得しない。

しかし感情に溺れて抜け出せなくなるのも有益ではない。

 

 

だから3秒だけ心の留め金をはずし、

「演じる」

 

 

そしてバランスを取っていく。

 

不思議と、周囲はすぐに騙されるものだ。

その他者の反応により、また自分もよい具合に騙されるという、

不可思議な循環作用である。

 

3秒だけなら罪悪感も生じない。

気恥ずかしさもも最小限ですむ。

 

 

 

そんなこんなで、私も今から演じてみようと思う。

 

 

タブレットのロック画面を占領した

ウイルスまがいの

金正恩のミサイル画像を

自力で消去・復旧できる偉大なる私を。

 

 

 

パソコンの知識は皆無だが、

演じることで打開できるかもしれない。