passyoo(パッショ)の日記

不安、うつ、抗うつ剤を克服した経験をつづったサイトです

不安に耐える力は、単なる”技術”である(抗うつ剤なしに不安を解消する方法7ー2)

人間は、収入や成績等で示される成功のみに焦点をあてがちである。 主に”数字”の報奨のみに着目してしまう結果、 それが得られないと、 自分に価値がないと思い込んでしまったり、うつ状態になったりしてしまう。 前回、そのような状態で苦しい時に、 どう対…

不安に耐える力は、単なる”技術”である(抗うつ剤なしに不安を解消する方法7ー1)

他者から能力を評価される。 そうなりたいが、思う通りにいかず気落ちする。 社会的評価。 他者と自分を比べてどん底に落ちそうになる。 等々。 自分はなんてダメな人間なのだろう、と思うことが多々ある。 他者からの評価や、自身が自分をどうにも評価でき…

不安に耐える力は、単なる”技術”である(抗うつ剤なしに不安を解消する方法6)

”成功”を追い求めることに対する、脳の反応は意外なものである。 脳の中の「感情」は往々にして、 自分のものなのに、思った通りに動いてくれないものである。 いわゆる”成功”を追うことで、 なぜか生じてしまう不安や苦痛の感情については、 前回の記事に書…

不安に耐える力は、単なる”技術”である(抗うつ剤なしに不安を解消する方法5)

成功したい、と願うことがある。 しかし成功にはいろんな種類がある。 成功… そう書くと頭に描かれるのは、 男性であれば、札束、豪邸、腕時計。はべらかすボイン(死語)のおねえちゃんたち。 女性であれば、札束、豪邸、そして宝石にまみれ、エステ三昧の日…

不安に耐える力は、単なる”技術”である(抗うつ剤なしに不安を解消する方法4)

不安という感情は苦しいので、どう押さえ込もうかとついやっきになってしまう。 押さえようとしても簡単にはいかないので、消耗もする。 けれども、不安という感情はわるいものではない。 不安も恐怖も、前進できる方向にギアチェンジできれば、 とてつもな…

不安に耐える力は、単なる”技術”である(抗うつ剤なしに不安を解消する方法3)

前回の記事で、”かもしれない認知療法”について書いた。 papaissyoo.hatenablog.com 今回は、この”かもしれない”の効果について少し書いていこうと思う。 ○不安な時は、脳が「思い込み」をしている時 先行きについて考えた時、思わず不安になることもあるか…

不安に耐える力は、単なる”技術”である(抗うつ剤なしに不安を解消する方法2)

前回の記事で、不安を解消する簡単な方法について紹介した。 →不安に耐える力は、単なる”技術”である(抗うつ剤なしに不安を解消する方法1) - passyoo(パッショ)の日記 個人的には上記の方法は、 きつい時でも、エネルギーをあまり必要とせずに やれるのでは…

不安に耐える力は、単なる”技術”である(抗うつ剤なしに不安を解消する方法1)

あなたは今、ひどい不安にさいなまれ、気落ちしているかもしれない。 でも、大丈夫。 気を落とす必要はない。 不安に対処する力は、 いい意味で「単なる技術」にしか過ぎない。 つまり、必ず習得できるものなのだ。 人間関係、過去の出来事、環境、 そのよう…

50才で第一子を出産した女性

先日、用があって仕事関連の集まりに行った。 そこで、高齢出産をめざしている方に非常に希望となる人を発見した。 ある女性が仕事を探しているのだが、もう七十前の方であった。 「高齢で出産したので……」 と話していた。 この女性は、50才で第一子を出産…

私が抗うつ剤を止めていった過程 その13

前向きな言葉、よい可能性について話してくれた医師の言葉によって、 私も少し希望を持ち、安堵することができた。 44才ではもう現実的に妊娠は難しい、ととくとくと語る医師もいれば、 44才でもまだ若い!卵巣は元気だ!まだまだ生める! と自身の経験…

人生をやり直すのは、いつからでも遅くない

「人生をやり直すつもりで頑張ります」 と書いて、 学生時代の世話になった教官に年賀状を出した。 すると、葉書の返事が返ってきて、 「富士山もいつまでもこの姿ではありません云々」 と書かれていた。 私はマイナス思考の持ち主なので、 「初老のくせに調…

素晴らしい日々が待っている

明けましておめでとうございます! あなたに素晴らしい日々が訪れるよう、祈念しております! 「祈り」というのは必死でやれば結構叶うものだと思っています。 それは宗教とは無関係、別のものです。 あくまで私自身の考えですが、神というものと宗教とは全…

魂の仕事

お金持ちや成功者、 ちょっといい家や車、 社会的に権威のある職業。 そういうものに刺激され、自身が情けなく、どっと落ち込むこともある。 自分の生き方を省みて、さらに現在の自分の年齢を改めて考え、 どうしてもっと頑張って良い生き方をしなかったのだ…

抗うつ剤と安定剤を辞めること

私は二十代後半からある事情によって、 不安と心配が多く、 仕事も生活もしていく上でも困難を感じていた。 相談しても特殊なケースであったため、解決は難しく、 とうとう苦しさに耐えられず、 抗うつ剤と安定剤を服用するようになった。 そのうち量も増し…

傷ついた心とは

誰にも理解できないほどの苦しさ。 なぜこんなことにという怒りと、 後悔、自己嫌悪。 何度も何度も苦しい夜を味わってきた心。 不条理に傷つけられた心。 大きな悲しさ。 絶望。 しかし、あなたの傷は、決して無駄にはならない。 傷ついた心にしか見えない…

私が抗うつ剤を止めていった過程 その12

その医師の話を聞くと、不妊治療はなるべく避けたいと思うようになった。 お金がかかったり、検査治療等々の負担が、自分の性格上かなりのストレスになることはわかっていたからだ。 だから自然妊娠できれば、と強く望んでいた。 医師の指示にしたがって三ヶ…

癒しの画像 その2

エロ画像でなくて、すみません。 ↓ ↑私が飼っているわけじゃないのですが…… ”あなたは大丈夫” ”必ず状況はよくなる”

私が抗うつ剤を止めていった過程 その11

初めて大病院の産婦人科を訪ね、女医に話を聞いてから、 三ヶ月経っていた。 私はもうすぐ44才になろうとしていた。 私が不妊治療について訊いた時、 最初に女医は、 「何年か試してダメだったら考えてみるといいのでは」 と助言した。 正直、それを聞いて…

私が抗うつ剤を止めていった過程 その10

「40代でも妊娠しますよ」 という女医先生の言葉でどうにか前向きになることができた。 基礎体温表をつけたほうがいい、と言われ表をもらってきた。 しばらく基礎体温を記録して、それからまた病院へ相談に行くことにした。 しかし、である。 私のマイナス…

私が抗うつ剤を止めていった過程 その9 

「やめたほうがいい」とか「無駄だ、もう妊娠は現実として難しい」 とれっきとした医者が言う。 しかしそこは田舎町だったので、人口としてのサンプル数が足りないのではと思い、 街の大きな総合病院へ行って、産婦人科医に訊いた。 医師は若い女性だった。 …

私が抗うつ剤を止めていった過程 その8 鬱と妊娠について

抗うつ剤をやめて一番強く感じたことは、 「一日が以前より長く感じられる」 ということだった。 抗うつ剤や安定剤を飲んでいる時は、 びっくりするくらい一日が早く終わってしまっていた。 「矢」よりも早かった。 自分が十年以上もその状態でフリーズして…

私が抗うつ剤を止めていった過程 その7

仕事を辞めてから落ちた谷底が、またひどいものだった。 じわりじわり落ちていく感じだった。 薬を飲んでいたときには避けていたが、 人の比較的多いところや野外などになるべく出掛けることにした。 以前なら、くるしくて避けていたのだけれど、 その時は、…

私が抗うつ剤を止めていった過程 その6

「旅」はもっとも好きなことだった。 これまでの長風呂やジョギングなどの受け身の回復とはことなり、 自分で好きなものに向かって能動的に動いたのが「旅」だった。 行動することで、じぶんを苦しめる思考から、ほんのひとときとはいえ解放されたのだ。 自…

私が抗うつ剤を止めていった過程 その5

「意地でなんとか仕事をしてみよう。 短期でもいい。 あわなくてもいい。 とにかくスタートしてみよう」 そう考えた。 不安と恐怖と絶望で潰れかかっていたけれど、 家にいるよりはましだと思った。 家にいると一挙手一投足に、自身の突っ込みが入るのだ。 …

私が抗うつ剤を止めていった過程 その4

さて、罪悪感、自己嫌悪、失敗と失望、悲しみ。 不可抗力の部分も大きいとはいえ、自分にも半分くらいは原因がある。 自分が人生を選択してきたのだから。 逃げてきたのだから。 それに気づいたとき、自身のおろかさと将来への不安、そして迷惑をかけている…

苦々しい自己嫌悪の正体を見極める

さてどうしたものか。 ここにアップするための癒しの画像をネット上で探していたら、 なにか地雷を踏んだらしく、 目の下のどす黒い金正恩のアップ写真で、 「え! ロシアにミサイル撃っちゃったの!?」 と言っている画像が、タブレットの待ち受け画面にな…

癒しの画像 その1

※⬇エロ画像ではなくて、すみません。 抗うつ剤をやめたての頃は、思考が毒になると知っていたので、 何か音に集中しようと考えた。 世の中にはいろいろな音が溢れているので、耳を研ぎ澄ませた。 たしかに音に集中していると、その瞬間は苦痛を忘れているの…

一杯7000円のコーヒー

※今日のブログは抗うつ剤とは関係ありません。 一杯7000円のコーヒー 果たしてそんなものがあるのだろうか? ただのコーヒーではない。 インスタントコーヒーだ。 今朝銀行で、右折禁止違反の反則金を納入してきた。 銀行窓口のおばさん(同年代)、 見…

私が抗うつ剤を止めていった過程 その3

いろいろやってみるが、不安の苦しさは消えない。 それで今度は、頭のなかで、 「困ったことは起こらない」 と唱えることにした。 これは宗教などではない。 近所の図書館に行って、なにか方法を探していたとき、 ある著名な方がその言葉を唱えていくうち、 …

ちょっと何だか。

※今日の日記は抗うつ剤とは関係ありません。 昼頃、ある三叉路て右折専用レーンに入り、 右折をした。 ちょっと離れたところに小型のパトカーが。 何も考えず走っていると、 そのパトカーは近づいた。 「左へ寄りなさい」 「えー、何?」 とても清く正しく生…